紫外線とシミについて

 
紫外線と言えば「夏」をイメージしませんか?

実は紫外線は、4月から9月にかけて最も多く降り注ぎます。

5月はゴールデンウィークでお出かけすることが多くなりますし、7~8月の夏休みにキャンプやバーベキューなどのアウトドアなイベントを楽しまれる方も多いのではないでしょうか。

紫外線が多く降り注ぐ4月~9月にかけては特に念入りに紫外線対策をし、日焼けによるシミをつくらないようにしましょうね。

今回の記事ではシミの原因となる紫外線対策から、日焼け後のスキンケアについてまとめたいと思います。

 

日焼けでシミができる理由

日焼けでシミができる理由

 
まず、日焼けとシミの関係を見ていきたいと思います。

こちらでは紫外線が原因で起こる2種類の日焼けについて説明させていただきます。

サンタンとは?

サンタンは、皮膚が褐色に近い状態になり、痛みがほとんどない日焼けです。

皮膚が褐色になる原因について、メラノサイト(メラニン細胞)がメラニン色素を作り出すことで起こります。

このメラニン色素の働きはとても重要で、紫外線が皮膚の奥に浸透するのを防ぎます。

サンバーンとは?

サンバーンは皮膚が軽いやけどを起こしているのと同じ状態となります。

プールや海水浴で「ピリピリした痛み」を経験した方は多いのではないでしょうか。

この痛みは、肌が強い紫外線を浴びたために、炎症を起こしていることが原因で起こります。

サンバーンについてですが、基本的にはやけどと同様にやがて皮膚が剥がれ落ちて治っていきます。

しかし、紫外線が皮膚の奥にある真皮に到達してしまった場合、真皮の弾性繊維を変質させ、お肌のハリを奪ってしまいます。

このような真皮の奥に到達するようなサンバーンを繰り返すと、シミやたるみの原因となります。

また、皮膚ガンの原因にもなるため、サンバーンを起こさないように紫外線対策をすることはとても重要です。

シミの原因「メラニン色素」とは?

シミの原因「メラニン色素」とは?

 

シミの原因はメラニン色素にあります。

皮膚が紫外線を受けると、メラノサイトがメラニン色素を作り出し、紫外線を吸収しようとします。

通常であればメラニン色素は一時的に作られるもので、肌のターンオーバー(古い細胞が新しい細胞に押し出されること)によって、自然に剥がれ落ちます。

しかし、次の場合は注意が必要です。

  • 紫外線を大量に浴びた場合
  • 老化などでメラノサイトが異常を起こしている場合

このような場合はメラノサイトは大量のメラニン色素を生み出します。

あまりにも大量のメラニン色素が生まれてしまうと、肌のターンオーバーで排出しきれなくなります。その結果、一部のメラニン色素は皮膚の中に残ったままの状態となります。

メラニン色素には黒色メラニンと肌色メラニンがあり、皮膚の中に残った黒色メラニンがシミとなってしまいます。

黒色メラニンと肌色メラニンの違い

メラニンの種類 働き
黒色メラニン
(ユーメラニン)

サンタンで肌が褐色になるのは黒色メラニンの増加によるもの

シミ・色素沈着の正体

肌色メラニン
(フェオメラニン)
透明感のある白い肌を引き出す

日焼けでシミができる理由

日焼けでシミができる理由

 

日焼けがシミになる場合、皮膚の中では次のことが起こっています。

  1. 日光を浴びる
  2. 紫外線を浴びる
  3. 紫外線の一部が体内に侵入
  4. 皮膚の細胞を守るためにメラノサイトがメラニン色素を作る
  5. メラニン色素が紫外線を吸収し、皮膚を守る
  6. お肌のターンオーバーでメラニン色素は排出される
  7. メラニン色素が過剰に生成された場合、一部はターンオーバーで排出されずに残る
  8. メラニン色素が皮膚に付着
  9. ターンオーバーでシミとしてお肌の表面に現れる

メラニン色素が過剰に生成され、ターンオーバーで排出できずに残ってしまうことがシミの原因となります。

日焼けによるシミの種類

日焼けによるシミの種類

 

こちらでは2種類のシミについて紹介させていただきます。

日光性黒子(老人性色素斑)

30代以降から現れることの多いシミで、シミの中で一番多いのがこの「日光性黒子(にっこうせいこくし)」です。

これまでに浴び続けてきた紫外線の積み重ねで起こるシミです。

また、年齢を重ねるごとにシミは濃くなることが多いため、「老人性色素斑」とも呼ばれます。

通常であればメラニン色素はお肌のターンオーバーで排出されます。

しかし、加齢や紫外線を多く浴びることが原因でメラニン色素が過剰に生成された場合、お肌のターンオーバーで排出しきれないことがあります。

その結果、黒色メラニンが色素沈着として皮膚に残りシミとなります。

光線性花弁状色素斑

光線性花弁状色素斑(こうせんせいかべんじょうしきそはん)は肩から背中にかけて多くできるシミです。

こちらも紫外線を多く受けることでメラニン色素が過剰に生成され、皮膚に残ってしまうことが原因で起こります。

海水浴などで激しい日焼けを起こし、その後に光線性花弁状色素斑ができることが多いようです。

シミは花びらのようなかたちをしているため、光線性花弁状色素斑と呼ばれます。

シミをつくらない紫外線対策

シミをつくらない紫外線対策

 

次のような条件によって異なりますが、シミが肌の表面にでてくるのは一般的には数ヶ月から数十年後と言われています。

また、シミの数や大きさも以下の条件によって決まります。

  • 肌質
  • 日焼けのダメージ
  • 紫外線を浴びた量

重要なのは、日頃から日焼け予防や紫外線対策をし、将来シミができないように今から気をつけることだと思います。

シミ予防にはシミの原因・紫外線対策が重要

シミの原因となる紫外線ですが、「UV-A」「UV-B」という2種類の波長があります。

この2種類の波長の光をカットすることでシミの予防を行います。

UV-A(紫外線A波)とは?

地表に降り注ぐ紫外線の内、9割を占めるのがこの「UV-A」です。

この紫外線は波長が長く、雲・ガラスも透過するため「生活紫外線」とも呼ばれます。

UV-Aを浴び続けると、肌はゆっくりと黒みをおびるようになり、シワやたるみの原因ともなります。

UV-B(紫外線B波)とは?

一方、UV-Bは波長が短いため、屋外で浴びることが多くなります。

こちらは「レジャー紫外線」とも呼ばれます。

UV-BはUV-Aに比べ、地上に届く紫外線総量の10%以下と少ないのですが、人体への有害性はUV-Aの600~1000倍以上とも言われています。

UV-Bを多く浴びると、すぐに炎症を起こしメラニン色素が作られます。

このメラニン色素はシミや色素沈着の原因となります。

日焼け止めで紫外線対策をしよう

日焼け止めで紫外線対策をしよう

 

紫外線対策には次のような様々な方法があります。

  • 日傘
  • 帽子
  • サングラス
  • アームカバー
  • 日焼け止め

この中で、最も紫外線対策の効果が高いのが「日焼け止め」です。

日焼け止めを購入された方なら「PA+」や「SPF」という表記をみたことがあると思います。

それぞれ解説させていただきます。

PAとは?

PA(Protection Grade of UV-A)は「その日焼け止めのUV-Aからの保護効果がどれほどのものか」を表す指標です。

また、抽象的なPAを数値化するためにUVAPFという指標も使われます。関係を表にまとめます。

UVAPFとは「UVA Protection Factor」の略で、UV-Aの防止効果を表す指標です。

PA表記 UA-Aに対する保護効果
PA+ ある
UVAPF2~4
PA++ かなりある
UVAPF4~8
PA+++ 非常にある
UVAPF8~16
PA++++ 極めて高い
UVAPF16~

例えばPA+(UVAPF2~4)の場合、UV-Aの量を1/2〜1/4にカットすることができます。

SPFとは?

SPF(Sun Protection Facter)はその日焼け止めを塗った場合と、何も塗っていない状態の比較によって数値が決まります。

SPFの値が高いほどUV-Bからの保護効果が高くなり、日本国内の最高値はSPF50とされています。

例えばSPF50の日焼け止めを塗った場合、日焼けをするまでの時間が塗っていない場合より50倍遅くなるということです。

PA・SPFでみる日焼け止めの選び方

日焼け止めには「紫外線吸収剤」を含んだものと「紫外線散乱剤」を含んだものがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。

紫外線防御剤 メリット デメリット
紫外線吸収剤
  • 汗に強い
  • 白くならない
  • さらっとしている
  • 肌への刺激が多い
紫外線散乱剤
  • 肌へ刺激が少ない
  • 汗に弱い
  • 白浮きする

PAやSPFを見ると、「+」が多くついてたり、SPFの数値が高いものを選びたくなると思います。

しかし、PAやSPFの数値が高いものは肌に負担をかけたり、しっかりクレンジングしないと落ちないものがほとんどです。

お出かけする場所やシチュエーションによって日焼け止めを使い分けるといいでしょう。

日焼け止めは一度塗れば、一日中大丈夫というわけでもありません。

汗で流れたり、時間が経つと効果も薄れるので、2〜3時間ごとに塗り直す必要があります。

シチュエーション SPF PA
日常生活
散歩・買い物など
SPF10〜SPF20 PA+〜PA++
屋外での軽いスポーツ・レジャー SPF20〜SPF30 PA++〜PA+++
炎天下でのレジャー
マリンスポーツ
SPF30〜SPF50+ PA+++〜PA++++
非常に紫外線の強い場所
紫外線に過敏な人
SPF40〜SPF50+ PA++++

また、日焼け止めを使用する前は肌が荒れないか、パッチテストを行うようにしましょう。

紫外線対策のポイント

日焼け後にシミをつくらないアフターケア

 

これまでの内容以外で押さえておきたい紫外線対策のポイントをまとめます。

紫外線対策は1年中行う

紫外線が降り注ぐ量は4月~9月にピークを迎えますが、1年中を通して常に降り注いでいます。

紫外線のうちUV-Aは雲やガラスを透過するため、屋内外を問わず日光に当たる場合は日焼け止めを塗る等の紫外線対策が必要です。

ちょっとした買い物や散歩など、短時間だとついつい油断してしまうこともありますが、その積み重ねでシミが出来てしまうことも・・・。

紫外線対策は年中通して気をつけるようにしたいですね。

サングラスの着用による紫外線対策

肌を日焼けから守るために、サングラスを着用するようにしましょう。

目から入った紫外線で目の細胞がダメージを受けると、脳は「日差しが強い」と判断し、全身にメラニン色素を作るように指示を出します。

サングラスをかけることで目を紫外線から守り、肌を日焼けから守りましょう。

シミをつくらないためのアフターケア

シミをつくらないためのアフターケア

 
シミをつくらない一番の方法は紫外線を浴びないことですが、紫外線を全く浴びずに生活するというのはほぼ不可能に近いと思います。

ちょっと外に出るときに日焼け止めを塗らなかったり、家の中に入ってくる太陽光に対してはガードも甘くなることもあるのではないでしょうか。

ここまでで、シミは過剰に生成されたメラニンをお肌のターンオーバーで排出できなくなることが原因でできるということが分かりました。

メラニンが過剰に生成される原因としては、2種類あります。

  1. 大量の紫外線を浴びる
  2. 加齢などによるメラノサイトの異常

まずは、紫外線対策をしっかりし、シミ予防をしましょう。

こちらでは、日焼け後のシミとスキンケアについてご紹介させていただきます。

スキンケアには美白化粧品を使ったものと、食事や生活リズムを整えるといったものがあります。

シミをつくらない外側からのスキンケア

日焼け後にシミをつくらないアフターケア

 
まず、日焼け後に行いたい外側からのスキンケアについてまとめます。

肌ケアはクーリング・保湿・美白ケアの順で

日焼け後のお肌のケアですが、クーリング・保湿・美白ケアの順番で行いましょう。

一つずつ説明させていただきます。

日焼けしたお肌のクーリング

日焼けしたお肌はやけどに近い状態を起こしています。

肌はダメージを受け「ヒリヒリ」とした痛みを伴うこともあります。

痛みのある・なしに関わらず、日焼けをした後は、しっかりと日焼け部位を冷やしましょう。

日焼けの程度がひどく、痛みが引かない場合は早めに皮膚科にかかることも重要です。

しっかりと保湿

日焼け後の肌はダメージを受け、デリケートになっています。

また、乾燥を起こし、肌のバリア機能が低下しています。

クーリングが終わったら、低刺激の化粧水でしっかりと保湿を行いましょう。

水分が戻れば、肌のバリア機能も回復し、潤いもやがて戻ります。

化粧水がしみる場合は、保湿用の軟膏もあるので使ってみましょう。

美白化粧品でケア

クーリング、保湿までしっかりと終え、日焼け肌が落ち着いたら美白化粧品を使ってケアを行いましょう。

美白化粧品に含まれる成分にはお肌に刺激を与えるものもあります。

まずは目立たない部分でパッチテストを行い、その美白化粧品が自分の肌に合っているかどうか確かめましょう。

パッチテストで問題がなければ、普段使っている基礎化粧品と合わせて、美白化粧品を使ってみましょう。

美白化粧品を新たに加え、基礎化粧品の中から不要なものを外すことになると思います。

美白化粧品の選び方についてですが、以下の成分が含まれているものはシミ対策に効果があり、おすすめです。

成分 効果
ビタミンC

還元作用と酵素阻害作用によって、メラニンの生成を抑える。

日焼け後の炎症やシミを抑える。

アルブチン

メラニン色素生成に使われるチロシナーゼの働きを阻害する。

メラニン色素の発生が抑えられ、シミの元を減らす。

予防による美白効果が期待できる。

日焼けを繰り返さないようにする

紫外線中のUV-A波は皮膚内のメラニンを酸化させます。

酸化したメラニンは黒くなり、その結果シミが濃くなってしまいます。

シミが濃くなることを防いだり、シミを増やさないためにも、これまで以上に紫外線対策をし、新たに日焼けをしないようにしましょう。

シミをつくらない内側からのスキンケア

シミをつくらない内側からのスキンケア

 
ここでは体の内側から行うスキンケアについてまとめさせていただきます。

正常なターンオーバーとメラニン色素

メラニン色素は紫外線を吸収し、紫外線が真皮に届くのを防ぐ役割を果たします。

そのメラニン色素ですが、通常であれば肌のターンオーバーで押し出され、肌から剥がれ落ちます。

正常なターンオーバーの周期は28日と言われています。

しかし、次のような場合はターンオーバーの周期が乱れてしまうことがあります。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • ストレス
  • 加齢

ターンオーバーの周期が乱れた結果、メラニン色素が体外に排出されなくなり、シミの原因となってしまいます。

ターンオーバーを活性化するために

ターンオーバーを活性化するために気をつけたいポイントは3つあります。

睡眠を十分とる

お肌の新陳代謝が最も活発になるのは、夜22時~深夜2時と言われています。

その時間帯は多くの方が睡眠中だと思いますが、その時間帯に肌の再生を促す成長ホルモンが分泌されやすくなります。

夜22時~深夜2時は美容業界では「肌のゴールデンタイム」と呼ばれています。

この時間帯を含めて7~8時間以上、質の良い睡眠を取るようにしましょう。

スキンケアにピーリングを取り入れる

ピーリングは、肌に蓄積した古い角質を取り除き、ターンオーバーの乱れを正常に戻すことを目的として行われます。

自宅でできるものとして、次のものがあります。

  • 固形石鹸や洗顔料
  • ピーリング成分が含まれている化粧水
  • 美容液(角質を柔らかくする)

新陳代謝を促す食生活

ターンオーバーを正常にするために、次のものを多く食べるようにしましょう。

  • 大豆
  • 牡蠣
  • 海苔
  • しじみ

これらの食物に含まれる「たんぱく質」「亜鉛」をしっかりとることが重要です。

シミに効く栄養素をとる

栄養成分の中にはシミに対して有効に働くものがあります。

そういったものを積極的にとることで、シミに対して

成分 効果
ビタミンC

アセロラ・キウイフルーツなどに多く含まれる。
メラニンの還元作用があり、黒色メラニンを白色メラニンに変え、シミを薄くする効果が期待できる。

エラグ酸

いちごやパイナップルなどに多く含まれる。

メラニンを黒く変化させる酵素の働きをやわらげ、シミを未然に防ぐ効果が期待できる。

日常のケアでは対処できないシミを消す方法

日常のケアでは対処できないシミを消す方法

 

内側からのケア・外側からのケアをしても対処できない、頑固なシミもあります。

そういったシミが気になる場合、どのように対処すればいいのでしょうか。

頑固なシミの対処法としていくつかご紹介させていただきます。

対処法 対処法詳細
ハイドロキノン

厚生労働省から認可を得た美白成分で、シミを消す効果が期待できる。

色素自体を分解し、無色化する漂白効果を持つ。

皮膚科の処方薬や市販のハイドロキノンクリームに含まれる成分。

レーザー治療

レーザーの熱でメラニン色素を破壊することでシミを消す。

治療が終わるまでに6ヵ月程度かかる。

クリニックでレーザー治療を受けることができ、料金はレーザーの種類、シミの大きさによって異なる。

まず、日頃から紫外線対策をしっかりし、シミを未然に防ぎましょう。

もし、シミができてしまった場合は、市販のハイドロキノンクリームやレーザー治療を受けることでシミを消すことも可能です。

ハイドロキノンが含まれているおすすめ肌ケアアイテム

イルコルポ ミネラルボディシャインジェル

イルコルポ ミネラルボディシャインジェル

 

価格 5,500円(税別)
容量 200g(1ヶ月間分)
初回購入特典 15%OFFクーポン
ミネラルボディシャインジェル2包
ミネラルボディクリーム2包

「ミネラルボディシャインジェル」は、ハイドロキノンやプラセンタをはじめ27種類もの美容成分が含まれた肌ケア用のジェルです。

こちらの商品はボディだけでなく、顔にも使用することができます。

お風呂上がりにさらっとひと塗りするだけと使い方も簡単です。

日焼けあと・ワキの黒ずみを解消し、お肌をきれいにすることができます。

こちらの商品は楽天ランキングで4冠を達成しています。

  • ボディケア総合デイリーランキング1位(2013年8月27日)
  • トリートメント部門週間ランキング1位(2014年1月6日~2014年1月12日)
  • ボディケア部門リアルタイムランキング1位(2015年3月20日)
  • ボディクリーム部門リアルタイムランキング1位(2015年3月21日)

また、「anan」「美人百花」など雑誌でも取り上げられている人気商品です。